2016年2月14日日曜日

中国古典名言辞典 諸橋轍次 著

漢字検定1級を受けていることは今まで何度か話した.

これはなかなか大変である.

 中国古典からの出題が多いことは知っていた.しかし,中国古典を読もうとは今まで思わなかった.単に漢字を覚えて行けば良い,という発想でやっていた.もちろん,分からないものは辞書やネットで徹底的に調べた.意味から原典までをだ.

 しかし,2月7日(日)に漢検があったが,このあとから,もっと体系的に勉強したいと思い,「中国古典名言辞典 諸橋轍次 著」を読んでいる.この中から1級漢字の出て来る文章を探って行こうというわけだ.

 なるほど,沢山出ている.これは,論語か,これは孟子だったのか,と言う事まで分かるのは面白いし,弾みもつく.
 
 中にはいろいろ現実世界のためになることもある.この中で三線関係のものも少しずつ紹介して行こう.

 
(「中国古典名言辞典 諸橋轍次 著」p160 中庸 から)


 つまり,三線,八重山民謡に例えて言えば,だ・・・

 三線,八重山民謡の習得方法には二つある.

 ひとつは島に生まれ育った人がするように,お祭りや,オジイやオバアの唄を聴いて,自然に唄を覚えていく方法.これが前者である.

 もう一つは多くのナイチャーがするように,簡単な基本曲から一つ一つ,先生に就いて唄い方や節回しなどを教わって行く.コンクールなどに出る等して,新人賞,優秀賞,最優秀賞と修め,一歩一歩唄を学んで行く.これが後者である.
 
 おお,そして嬉しいことに,中庸で述べられているには,どちらもマスターしたら同じだよ,と. これは嬉しいね.きっと真実なのだろうね.

(平成28年2月13日 土曜日 深夜)


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