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コンクールまであと89日 令和4年3月6日(日)
ちょうど1週間前に教師免許の審査があり、5度目の不合格。
大変重たい結果であったが、仕方がない。
いろいろと考えることころがあるので書いてみた。
というか、教師免許の帰りの飛行機の中で書いた。
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不合格の原因を考えてみた。
今まで私は受かることを目指して受けてきた。
しかし、今回の不合格で合格は無理ではないか、と思い始めたのも正直なところである。
今回の不合格の原因を考えてみた。
やはり私も年齢が行き、やたらステージで上がるようになってきたようだ。
今回、何でこんなに上がっているのか、というくらい上がった。
自分でも滑稽なくらいである。
周りの人に言うと「それは歳を取ったんだ」を言われる。
きっとそうであろう。
このような状況であるのでなかなかすぐに「また頑張るよ」とも正直に言えないところである。
6月のコンクールは受けるつもりだ。
そのように気持ちがセットされているし、最後にもう一度その様子を瞼(まぶた)に焼き付けるつもりだ。
このようなことを十年に渡ってやっていたよ、ということである。
波照間島にも是非もう一度行きたいと思っている。
しかし、このコンクール、合格は非常に難しいと思う。
何しろ合格率は5%前後である。
また、このように思いながら受けるのは初めてである。
今までは、必勝を期して受けていたのである。
笑われるかもしれないが・・・
受かるも、落ちるも、コンクール最優秀賞を受けるのはこれが最後になると思う。
もう十分に課題曲は練習できたと思うし、このことを通じて八重山民謡や三線の基礎が出来たと考えている。
その点ではこのコンクールに大変感謝している。
しかし、私も年齢が行ったのかな。とにかく あがる。
このステージ形式のテストでは、ニッチもサッチもいかない。
そのような人を見たことがある。
「何でかなあ」と思っていたが今、自分がそうなって分かった。
今後どうするか が、大事なところである。
コンクールや審査を受ける、受けないにしろ、せっかくここまで自分なりに仕上げた三線、八重山民謡を捨てたくはないと切に思っている。
現に才知があり、スムースに最高賞、最優秀賞を取っても、取ったと同時に辞めてしまった人を見たことがある。
もちろんこれも当人の考え方であり、悪いことではないし、また、「やろう」となったら高い位置から再出発が出来ると思う。
それにしても本当に続けることは難しいと実感している。
コンクールや教師免許の審査は今まで、自分にとって「屋台骨」のようなものであったように思う。
これがあるから練習しなくては、と思い、練習して来た。
辛いこともあった。しかし、コンクールなり教師免許審査の準備をしなければ、と思いやってきた一面はある。
この屋台骨がなくなるとどうなるのか? 自分には分からない。
自分で言うのも何であるがよくやってきた、と思う。
そしてかなり高度なものに仕上がっていると思う。
しかし、このようなもの崩れると早いものである。
3ヶ月も何もしないと、鷲ぬ鳥さえ演奏できなくなる。
そうなると戻すのにもすごく時間がかかり、そのうちに嫌になりギブアップしてしまうものです。
そならないようにしたいと思う。
「八重山古典民謡民謡の調べ」ということで長いことやってきた。
しかし、自分に才なくどうも最優秀賞は取れそうにない。
しかし、これも「道」であろう。
八重山民謡で好きな曲を一つずつ練習して弾けるように唄えるようになることを純朴に歓ぶ。
これこそが自分にとっての「最優秀賞」であるまいか。
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