https://youtu.be/0pddTR3Ts2I?si=Wv4Zc-C6h6pGmsKY
本日のメイン・エベントです
3 道南口説き
沖縄の三線といっても場所によって大きく4つに分かれます。
沖縄本島を中心とする 本島民謡
宮古島を中心とする 京都民謡
奄美を中心とする 奄美民謡
そして私が習っている
石垣島を中心とする 八重山民謡です。
三線では、石垣島中心とした地域の歌 すなわち「八重山民謡」を主に勉強しております。
しかし、自分の故郷の歌もやらなくては、という思いが以前からありました。
私は北海道の函館の出身なので、この北海道民謡の「道南口説き」を三線用に編曲してみました。
石垣島に行きますと、その土地の人が時々歌ってくれることがあります。
正規には師匠について習っているわけではない人も多いのですが、そのような人が、ハッとするような歌を歌ってくれることがあります。
おジイ、おバア、そして父、母に聞かされたり、お祭りや行事で歌ったりして耳に残っているのでしょう。
非常に味があります。
私も正規に習っておりますので、技術的なものはあるつもりですが、このような土地の人たちの歌にはとても敵(かな)いません。
逆にこの道南口説きならどうでしょうか。
私が「土地の人」ですから。
そのようなことを考えながら唄います。
この歌は本来、津軽三味線 尺八の伴奏で歌うものですが
私がこの度、三線用に編曲してみました。
ちょっと変則ですが、面白いな、と思っていただければ幸いです。
オイヤサーエ
オイヤ
私ゃ道産子の荒浜育ち
声が悪いのは親譲りだよ
節が悪いのは師匠無い故に
一つ歌いましょう はばかりながら
オイヤ
上でゆうなら矢越(やごし)の岬よ
下でゆうなら恵山(えさん)のお山
登り一里で下りも一里
恵山お山の権現様(ごんげんさま)よ
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