ライブなどを見に行くと、演奏者が立って三線を腰のあたりに保持して演奏しているのをよくみる。
私もできることはできるが、三線が不安定なような気がして、あまり好きになれない。
北海道の民謡の三線への編曲ということを試みている。
今まで、道南口説き節 の編曲を行った。これは実は気に入っている。
https://youtu.be/0pddTR3Ts2I?si=Wv4Zc-C6h6pGmsKY
1年ほど前に編曲。最後に「新川茶屋で泊まる さえ〜」が抜けていると言われて付け足した。
江差追分の編曲もやっているがうまくいかない。
なにしろ長大な曲だからね。
令和7年3月16日 教師免許審査での演奏
令和7年3月16日(日曜日) 八重山古典民謡保存会の教師免許審査が、豊見城市(那覇の南にある市)の公民館で行われた。
小生、今回で8回目であるが今まで必ずどこかで間違い不合格となってきた。
この手の審査。受けたことのある方は皆お分かりと思うがかなり緊張する。いや、あり得ないくらい緊張するものである。
今回もひどく緊張して、声も震えるところが多かったが、何とかミスもなく唄い果(おお)せた。
しかし、残念ながら不合格。
13人中3人しか合格しない狭き門であった。
審査の演奏を終わった後、自分の演奏だけだがCDで配布されるので、紛失する前にここに記録しておきます。
三線の音は、BとCの中間に合わせました。
Bであると低すぎる気がするし、やはりCにして二揚げの曲をこの極度に緊張する本番で歌うのはかなりリスクのあることかもしれない。したがって、BとCの間にしました。
ちなみに自分は調子の良い時には二揚げの曲でもDでそれほど苦しくなく歌うことができますし、練習では大体Cでやっています。本調子もC(四の調子)、二揚げは、面倒臭いので 中弦を上げて練習するのでCでやっております。Cから1-3下げでするとA#になってしまう。これは低すぎるし、三線の音も普通はこれでは良い音が出ないように思います。
大浦越路節 Dで
https://yaeyamaminyou.blogspot.com/2022/12/d.html
民謡の基本であると聞いているが、高い声を出すのは一種のコツ。ちょっとした修練とノウハウである。
具体的には身体の脱力。
高い声を出すために勢い力む人がいるがそれでは高い声は出ない。怖がらずに脱力すると出る。
自分も高い声が出ないこともある。 出ないから「出ない、出ない」と怖がり、力で持っていこうとするとやはり出ない。奥義は脱力である。
なるほど、ちょっとした練習をして自分もそれを自然に掴んだように思う。すると出来るようになった。
1 越城節
https://youtu.be/SmRq6S_a6hY?si=DdnWR_Qy20PoUXzM