平成28年4月1日(金)晴れ
今日はよい天気.
今日,ギターのコード進行の本を発注した.また,ギタロン(大型のギター バスパートを担当する.チェロの様な形をしている)の弦も発注.
新堀ギター合奏団の写真.大きなギターがギタロン
小生も学生時代,新堀ギター(札幌)で学生時代にギターを習っていて,合奏団にも入っていて,ギタロンを担当していたので,思い出深い楽器.
若い頃にやったことは,後で皆,甘味を帯びた思い出となるものだ.
当時は,ギターは一人で弾くものだ,と固く思っていたし,そうなると,合奏団なんか何かしょうもないなあ,とも不遜にも思っていた.しかし,ギタロンは大きくて格好も良く,気に入っていた.
今日はギターのコードを再編した.
全部で5つの系統に集約出来た.これは非常に良かった.画期的なことと思う.あくまでも自分にとってだが.このような類いのことはどの本にも実は載っている.しかし,非常に分かりにくく載っているのが常であるようだ.
この手の本は,フォークギター用に書かれているものが多く,そうなると低音部しか載っていない.確かにそのコードを5つ6つ覚えると,フォークギターで出来る曲はポツラポツラと出てくるのだが,法則性は見えて来ない.やはりハイポジションまでやっていかないと法則性が見えない.
私は今までその「法則性」を求めていたのだろう.だから,この手の本をいくら読んでも満足は出来なかった.
あと良くある手の本は音楽理論の本.「分かりやすい・・」とか「超簡単・・」とか「最後まで読み通せる・・」とか書いてあるものもあるが,どれも難しい.5ページ目くらいで挫折するはずである.
だから結局,自分でやるしかないのである.だからここまでやった.それは良しとすべき,というか,私の35年に及ぶギター史の中で画期的なことであった.この5系統は別記事にて載せようと思う.
一つだけ載せておこう.このようなものが5つあるだけなのか・・・
これは,いわゆる,Aというコード.
A, E, C, D,Gを覚えたら,マスターなのだ.
あとはこれを縦横に使いこなすだけである.
これで大いに気を良くし,セブンス・コードにかかる.
セブンスには2通りある.根音の1オクターブ上の音から半音下がったものとを加える,M7(メージャー7)と全音下がったもの(ただ7と書く.つまりC7, とか,G7とか)がある.これはドミナント7とも言われている.
まず,ドミナント7から今日はやった.全音下がるもの.
すぐに出来るかと思ったら,意外と出来ない.というか,やはりおさえやすいものとおさえにくいものがある.
先の系統でも,根音⑥G系 は,セブンスが作られない.というか,指が不可能である.
と言う所で嫌になって来た.
というか,まだ,先にやった5系統をしっかりと覚えていない.
根音が6番弦レの音のコード と言ってすぐに出て来ないとダメだろうね.出て来ない.これがサッと出てくるまでやらないといけないだろう.また,その構成音が分からないといけないと思う.おさえる指の形が分かっても,そして実際にギターでおさえて音が出ても,その構成音がパッと出て来ないとけない.そのようにしたい.
指で押さえるのならすぐで出来る様になるだろう.それを暗記もできる.そのようなことは今まで腐るほどやって来た.そして曲を暗譜してマスターして来た.
しかし,それでは,ダメだったのである.指の器械体操に過ぎなかったのである.
やはり唄わないと.ギターで唄い,自分も唄い,そしてギターも唄わないと.
指の器械体操では,時として,自分が何を弾いているのか分からなくなることが良くある.メロディーが上がっているか、下がっているのか,すら,考えないと出て来ないことすらある.
それに気がつき,愕然とした.確かに指は動いて正確に音を出してはいるが,自分が何をしているのか分からないのである.
メロディーを出すのは言うまでもなく,低音の動きにも気を配る様に,とよく先生からアドバイスを受けた.その時には「分かりました」と答えたし,分かっている様に思ったものだ.
しかし,これでは,そんなところまで気は回らない.ちょっと難しい所になると途端にそのようなことが起こる.すると,ギターはもう唄わない.もちろん感動を呼ぶ演奏などできない.それを延々と続けて来た訳だ.
残念ながら,多くのアマチュアギタリストにそのことが言えるであろう.
これに気付いたのも琉球三線をやっているからであると思う.
あれは,三線を弾きながら歌も唄う.自分が唄っているので,メロディーは理解しているのだ.唄うのは大事である,と思った.というか,ギターを弾いていて,壁にぶつかり,歌も入れたいな,とは思っていたのである.
クラシックギターをやりながら,そのように漠然と何年も思い,そして,8年前に琉球三線を始めた訳である.
唄うことは大事である.その考え方をギターにも応用したいと思っている.そのためのコード練習.
しかし,コード練習よりもっとクラシック・ギタリストにとって大事なこと.それは音階を把握すること.多くのアマチュア・ギタリストは音階を把握していない.
⑧フレットの音を6弦から1弦まで順にさっと言えるだろうか.また,⑨フレットの4弦の音は? と言って,サッと答えられるだろうか.答えられる人は,私よりギターがずっと格段にすごい人.
言えない人,ウーンと唸って,ギターの指板を思い浮かべて,開放弦から数えたり,⑫フレットから,数えたりする人は,私のような壁にぶつかっている人であると思う.
今,コードのことについて,やっているが,この音のチェック,特にハイポジションのチェックにすごく時間がかかっているし,労力も使っている.しかし,これが一番勉強になっていると思う.
今日は夜に泡盛の燗(半合をお湯で半合で割ったもの)を飲みながら,車の中で三線を練習した.
まんのーま 声がうわずってしまうことに注意した.
石ぬ屏風
たらくじ 途中まで
月ぬ真昼間 三線より声が先に出ない様に.ちょっと後れるのなら良しとされるのだが,先に声が出るのは絶対にダメだと.
殿様節
仲筋ぬぬべーま 崎山節
数学をちょっと解いて寝る.間違った.計算ミス.
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