2016年4月3日日曜日

ギタロンの弦を購入

平成284月1日(金)晴れ

 今日はよい天気.

 今日,ギターのコード進行の本を発注した.また,ギタロン(大型のギター バスパートを担当する.チェロの様な形をしている)の弦も発注.




 新堀ギター合奏団の写真.大きなギターがギタロン
 小生も学生時代,新堀ギター(札幌)で学生時代にギターを習っていて,合奏団にも入っていて,ギタロンを担当していたので,思い出深い楽器.
 若い頃にやったことは,後で皆,甘味を帯びた思い出となるものだ.

 当時は,ギターは一人で弾くものだ,と固く思っていたし,そうなると,合奏団なんか何かしょうもないなあ,とも不遜にも思っていた.しかし,ギタロンは大きくて格好も良く,気に入っていた.





 今日はギターのコードを再編した.

 全部で5つの系統に集約出来た.これは非常に良かった.画期的なことと思う.あくまでも自分にとってだが.このような類いのことはどの本にも実は載っている.しかし,非常に分かりにくく載っているのが常であるようだ.

 この手の本は,フォークギター用に書かれているものが多く,そうなると低音部しか載っていない.確かにそのコードを5つ6つ覚えると,フォークギターで出来る曲はポツラポツラと出てくるのだが,法則性は見えて来ない.やはりハイポジションまでやっていかないと法則性が見えない.

 私は今までその「法則性」を求めていたのだろう.だから,この手の本をいくら読んでも満足は出来なかった.

 あと良くある手の本は音楽理論の本.「分かりやすい・・」とか「超簡単・・」とか「最後まで読み通せる・・」とか書いてあるものもあるが,どれも難しい.5ページ目くらいで挫折するはずである.

 だから結局,自分でやるしかないのである.だからここまでやった.それは良しとすべき,というか,私の35年に及ぶギター史の中で画期的なことであった.この5系統は別記事にて載せようと思う.


一つだけ載せておこう.このようなものが5つあるだけなのか・・・
これは,いわゆる,Aというコード.
A, E, C, D,Gを覚えたら,マスターなのだ.
あとはこれを縦横に使いこなすだけである.


 これで大いに気を良くし,セブンス・コードにかかる.

 セブンスには2通りある.根音の1オクターブ上の音から半音下がったものとを加える,M7(メージャー7)と全音下がったもの(ただ7と書く.つまりC7, とか,G7とか)がある.これはドミナント7とも言われている.

 まず,ドミナント7から今日はやった.全音下がるもの.

 すぐに出来るかと思ったら,意外と出来ない.というか,やはりおさえやすいものとおさえにくいものがある.
  
 先の系統でも,根音⑥G系 は,セブンスが作られない.というか,指が不可能である.

 と言う所で嫌になって来た.

 というか,まだ,先にやった5系統をしっかりと覚えていない.
 
 根音が6番弦レの音のコード と言ってすぐに出て来ないとダメだろうね.出て来ない.これがサッと出てくるまでやらないといけないだろう.また,その構成音が分からないといけないと思う.おさえる指の形が分かっても,そして実際にギターでおさえて音が出ても,その構成音がパッと出て来ないとけない.そのようにしたい.

 指で押さえるのならすぐで出来る様になるだろう.それを暗記もできる.そのようなことは今まで腐るほどやって来た.そして曲を暗譜してマスターして来た.
 しかし,それでは,ダメだったのである.指の器械体操に過ぎなかったのである.

 やはり唄わないと.ギターで唄い,自分も唄い,そしてギターも唄わないと.

 指の器械体操では,時として,自分が何を弾いているのか分からなくなることが良くある.メロディーが上がっているか、下がっているのか,すら,考えないと出て来ないことすらある.
 それに気がつき,愕然とした.確かに指は動いて正確に音を出してはいるが,自分が何をしているのか分からないのである.

 メロディーを出すのは言うまでもなく,低音の動きにも気を配る様に,とよく先生からアドバイスを受けた.その時には「分かりました」と答えたし,分かっている様に思ったものだ.
 しかし,これでは,そんなところまで気は回らない.ちょっと難しい所になると途端にそのようなことが起こる.すると,ギターはもう唄わない.もちろん感動を呼ぶ演奏などできない.それを延々と続けて来た訳だ.

 残念ながら,多くのアマチュアギタリストにそのことが言えるであろう.

 これに気付いたのも琉球三線をやっているからであると思う.

 あれは,三線を弾きながら歌も唄う.自分が唄っているので,メロディーは理解しているのだ.唄うのは大事である,と思った.というか,ギターを弾いていて,壁にぶつかり,歌も入れたいな,とは思っていたのである.

 クラシックギターをやりながら,そのように漠然と何年も思い,そして,8年前に琉球三線を始めた訳である.

 唄うことは大事である.その考え方をギターにも応用したいと思っている.そのためのコード練習.

 しかし,コード練習よりもっとクラシック・ギタリストにとって大事なこと.それは音階を把握すること.多くのアマチュア・ギタリストは音階を把握していない.

 ⑧フレットの音を6弦から1弦まで順にさっと言えるだろうか.また,⑨フレットの4弦の音は? と言って,サッと答えられるだろうか.答えられる人は,私よりギターがずっと格段にすごい人.

 言えない人,ウーンと唸って,ギターの指板を思い浮かべて,開放弦から数えたり,⑫フレットから,数えたりする人は,私のような壁にぶつかっている人であると思う.

 今,コードのことについて,やっているが,この音のチェック,特にハイポジションのチェックにすごく時間がかかっているし,労力も使っている.しかし,これが一番勉強になっていると思う.

 今日は夜に泡盛の燗(半合をお湯で半合で割ったもの)を飲みながら,車の中で三線を練習した.

 まんのーま 声がうわずってしまうことに注意した.

 石ぬ屏風

 たらくじ 途中まで

 月ぬ真昼間 三線より声が先に出ない様に.ちょっと後れるのなら良しとされるのだが,先に声が出るのは絶対にダメだと.

 殿様節

 仲筋ぬぬべーま  崎山節

 数学をちょっと解いて寝る.間違った.計算ミス.



 




 

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