2016年8月6日土曜日

加藤清正公のお話

おはようございます

 今日は加藤清正のお話をひとつ.

 自分の親が熊本に住んでおりますので,熊本の話,加藤清正の話をよく聞きます.

 加藤清正は,熊本の人に非常に人気があります.

 その理由.
 
 加藤清正が,熊本に「赴任」したとき・・・・城主交代,このようなことは一つの大きな時代の変わり目なのです.

 住民はもちろん戦々恐々とするものです.

 どのような政治をするのか.民主政治も住民の基本的人権もない時代,城主がアホだったり,欲深い人だったり残忍な人だったりすると,住民は塗炭の苦しみを味わう訳です.

 また,少なくても新しい城主は新しいお城を造ります.新しい城を造るには莫大なお金がかかります.

 そのお金は,当時の常識では,住民,というか農民の税で購われます.

 しかし,加藤清正は,住民からお金を一切取らなかったそうです.

 商人らからお金を集めました.

 当時,このような発想はあまりなかったのです.まあ,江戸時代に商人が大儲けをして活躍をするのですが,これも商人に税金がかからなかったからです.

 もっとも加藤清正自身が農民の出て,このような苦労を良く知っていたからだと思います.

 故に,加藤清正は熊本では絶大な人気が今でもありますが,当然でしょう.

 税収が足りなければ,消費税を上げ,大金持ちの商人達は,パナマ文書とかやらで税金逃れ.あと,居住地を海外に書面上は移して,ビジネスは国内で行い,税金を払わない,とか,そのような奴らばかりを優遇している現政権とは大違い,ってことです.


加藤清正公


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