2022年6月8日水曜日

院内演奏会・・・パイカジ(南風)コンサート と、コンクールの結果

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こんばんは

 コンクールは調子が悪かったです。不合格でした。

 というか、実は本番自体は、「これ以上できない」と言うくらい調子が良かったです。しかし、合格者は80人中わずか五人。

 80人中5人となると、これは受かった人は、相当な強者です。

 このうち、20台の若手が三人を占めます。もう一人は50歳の方でしたが、もちろん八重山の方です。私の所属している八重山古典民謡保存会で事務長をされていた方。各種の民謡大会で優勝など賞を多数取ったこともある方のようです。

 あと残ったものが、この八重山古典民謡コンクール最優秀賞だけ、というこれまた輝かしい芸歴の持ち主です。歌には先述の若者にはないところの年輪で磨きがかかっているものと予想されます。下記の八重山毎日新聞に「頑張る若者達」として出ていました。

https://piron.ti-da.net/e7314062.html

 皆、沖縄県の方。そしてルーツは八重山にあります。

 ルーツが向こうにないとダメなのか、というと、私自身はそのようなことはないと思っています。歌は誰だって歌える。

 歌にも「唄う人こそが主(ぬし)なのだ」という歌詞もあるくらいです。排他的なものでもない、と考えています。

 しかし、ルーツが八重山、というか、具体的にはお父さんやお母さん、あるいは、祖父、祖母が向こうの方であると、生まれたときから、あるいは、生まれる前から、八重山の音楽に親しむわけです。家の中でも外ででも、ですね。あと思い入れも半端ではない。

 私だって、故郷の函館のお祭りの歌を懐かしく思い返すことがあります。「ゴーゴー函館」など。そのようなものが夏祭りになると聞こえてきました。そのほかに、七夕のおりには(函館は7/7が七夕)、家々を周りロウソクをもらい歩くのです。その時に、「竹に短冊 七夕祭り おおいはイヤよ ろうそく一本 頂戴な」と歌って歩くのですが、やはり何らかの思い入れはあるものです。

 参考 拙著 少年時代の情景 季節の活動 七夕まつり より

 http://fushimikeimei.web.fc2.com/NationalPark/InMyBoyhood/TenKisetu.html


 沖縄本島に住んでいても、お盆やお祭りの時には、子供らに自分の故郷を見せたい、と考え連れて帰るのもよくあることと思います。

 完璧な幼児教育、ならびに、胎教が施されるわけです。

 このような方は向こうにはたくさんおります。

 このように育てても、「親の子、子知らず」で、カビ臭い八重山民謡よりやはりロックだ、ジャズだ、ポピュラーだ、ギターだ、バンドだ、と言って何もやらない人も多いし、野球やバスケットなどスポーツに夢中な子もたくさんいます。

 しかし、合格した彼らはガチに小学生くらいからやっていた。

 このコンクールも小学生で奨励普及賞を取って、中学、高校で新人賞、優秀賞を取る。まさにサラブレット達です。

 とにかく才能に溢れていますので、このような向こうの民謡大会に参加したり、しかも優勝してしまったりしている方もいらっしゃる。

 挙げ句の果ては、沖縄県立芸術大学で琉球音楽を専攻している方もいました。

参考記事 このような方々です

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/9929

第五回八重山デンサ節大会(主催・八重農沖縄みずほ会実行委員会)が11月30日夜、豊見城市で開催され、新城まやさん(18)=那覇市=が優勝した


八重山の暮らしを今に伝える、石垣に響く島唄と三線の音色を探して。|MEET with LOCALS
儀間さんと一緒に島唄を披露してくれたのは、学生で三線を学ぶ大城希里さん。
上記記事には動画もある
沖縄県立芸術大学 琉球芸能専攻 琉球古典音楽コースに在学中

 最後の一人は少し人間味を感じさせる方。それでも20年ほど前に、歌を勉強したくて石垣島に移住された方です。もともとどっしりとした声を出される才能のある方と思っていました。

 10年前のコンクールで1点差で惜しくも不合格になりました。

 スランプに悩んだ時期もあったようにお見受けしていましたが、たぶん今回、一念発起され猛稽古の末に栄冠を勝ち取られたものと思います。

 この審査。3つの段階に分かれ、新人賞、優秀賞、最優秀賞となっています。

 ネーミングからすると違うように見えますが、当会派の資格審査のようなもので、初級、中級、上級、みたいな感じであると思っておりました。

 確かに新人賞、優秀賞はそのような資格審査のような感じで、歌い切れば何とか合格できそうな感じがありましたが、どうも最優秀賞は異なり、いつも3 - 5人の合格者しかいないので、これは、その番数に入らないといけないもののようです。金メダル、銀メダル、銅メダル、そして4位、5位入賞、という感じだと思います。

 小生も10回ほど受けていて、相当錬磨していると思うのですが、合格した人はもう「もの」が違うようにお見受けしています。

という感じでした。

この方は今年も不合格。だいぶ負けが込んできたな。

 しかし、気を取り直して、というか、気分は悪くないです。今回は本番で自分なりに満足する歌が歌えたので満足しています。

 という気分で、当院の演奏会のお知らせです。

 

 明日、6月9日 木曜日、12:45より当院待合室で院内演奏会・・・パイカジ(南風)コンサートを行います。
 大体30分から45分くらい。
 八重山古典民謡コンクールに行って帰ってきたばかりなので、
コンクールの課題曲が中心となります。
 曲の説明はガッチリといたします。
演目
 越城節
 まんのーま
 ちょっと一息 はいさいおじさん
 与那国しょんかねー節
 月ぬ真昼間節
 波照間ぬ島節
 アンコール
 繁昌節 とうまた節


 

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