平成26年11月28日(金)晴れ
今日も比較的暖かな日.
朝,太鼓を叩き,三線を練習した.
太鼓 だいぶ出来て来た.
頭の中で,鷲ぬ鳥を流してみると,そこに今までは太鼓の音が入らなかった.しかし,太鼓の音が入って来たのである.こうなると,いつ叩くか,が分かって来る.また,太鼓を叩く様子もイメージとして思い浮かぶことができるようになってきた.こうなると,どのように叩くかも見えて来る.
それが頭の中で走馬灯のように見えて聴こえて来た.そうなると太鼓が打てる様になってくる.今日の朝,初めて見えて聴こえて来たな.
三線も,頭の中で唄にあわせて,三線の手をイメージとして浮かべることができるようになる.そうなると,暗譜が完璧になる.頭の中でやってもどうしても不鮮明な所がある.そこが弱点なのである.
クラシックギターも同じ.頭の中で,曲と右指の弾弦,左指の押弦をきちんとvisualize(視覚化)できると演奏が安定する.
三線も同じ.太鼓も同じだった.それが新鮮な発見だ.
朝,太鼓,鷲ぬ鳥,を叩いてみると,なるほど,だいぶ叩ける.まだ,うまくいかないところがあるが.
1年くらいかかったな.まあ,地元で1週間に1回お習いする,というわけではない.結局,此処1年で3回教わった.当然,途中で,何もやらなくなる.しかし,そうこうしながら,だんだん体に染みて来て,出来る様になってきた.
しかし,変にやるよりも,何もやらない方が良い.このようなもの,癖がつくと逆にそれを直すのは大変だし,一応できるようになると,それで良い,と人間はなるものだ.
東京で孫明流の大城朝夫先生に手ほどきをして頂いている.
三線をやっている先輩をみると,本当に上手に太鼓を打っている人が多い.ひょっとしたら自然に打てる様になるのかな,と思っていたが,もちろん,自然にできるようにはならなかった.自分がやってもドンドン太鼓にしかならない(大太鼓ばかり叩くとか,大太鼓と締め太鼓を交互に叩くとか,そのパターンでずっと叩く).
次に思ったのはYouTubeやビデオで叩くのをみて,その通り真似してそのタイミングで打つと言うもの.
しかし,そうなると,結局は打ち方を全部覚えるなければならないことになる.なかなか大変だし,そうであれば,どこかで教えて頂いて,その流派の打ち方をマスターする方が良いのかな,と思った.やはり伝統芸能なのだからきちんとしたものを教わりたいと思った.
そうするとその際に,ちゃんとした叩き方も教わることができるはずだからである.ただ,ドンドンと叩けば良いってものでもあるまい.良い叩き方,姿勢,というものがあるはずである.何にだってあるのだから.
やはりやるのであれば,八重山民謡をやっているのだから八重山太鼓が良いと思った.
もっとも,北海道には,八重山太鼓も琉球本島太鼓もない.和太鼓を教えてもらえる所がないかを探したが,見つけられなかった.和太鼓でもできるようになれば,八重山民謡に応用できると思ったからである.しかし,なかった.ありそうでない.
そして東京にひとつだけ,八重山太鼓を教授している大城先生の存在を知り,用事に東京に行ったおりに,教えを乞うたのが始まりだった.それがおよそ1年前.
やっと鷲ぬ鳥 がおぼろげながら出来る様になって来た.でもだいぶ慣れた.こうなると,きっと速いはずだ.次は赤馬節をやってみたいところであるが,これは,きっと半年くらいで出来るはずだ.その次は,きっと3ヶ月くらいであがると思う.3曲くらいマスターすると,あとは応用が利いてそれらしく打てるのではないか.
それにしても,やはり鷲ぬ鳥,だけで何だかんだ言って1年ほどかかるものなのだなあ.
2回ほど3番まで鷲ぬ鳥を叩いて,三線も練習.
まんがにすざ節 川良山 桃里節 まんのーま
朝の練習はこれで終わり.沢山書いたから沢山練習したのかな,と思われるかもしれないが,30分ほど.この文章を書く方が長い時間がかかっているのは笑う所である.
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