2013年12月4日水曜日

第23話 島らっきょう が美味しい




雪化粧した札幌の街(平成25年12月3日 撮影)


平成2512 2日(月)の話し。

 
今日は晴れ。

 昼は家に帰って来た。

 掃除のおばさんから汁物を戴いて昼に食べたが美味しかった。

 夕方に先生から戴いた 島らっきょう を少し食べたが、美味しかった。
 
 夜、車の中で練習した。今日は夜の8時から10時半まで寝たので元気である。

 車の中での練習故、工工四は見られない。先達らがいつも言っていることだが、工工四はあくまでもメモ。三線は工工四を見ずに暗譜で弾くものだと。

 最近、漸く(ようやく)このことが体に染みて分かって来た。工工四を見て弾いたり唄ったりしている内はあくまでも練習過程で出来る内には入らないのである。厳しいものであるが、それが芸と言うものであろう。

 越城 たらくじ 石ぬ屏風 を本調子では練習。
 少しずつ、手を失敗する。暗譜はしているはずなのに、暗譜に「揺らぎ」がある。戒めなくてはならぬ。

 二揚げも練習する。
 仲筋ぬぬべーま  崎山節  しょんかねー
 しょんかねー はまだ、暗譜が完璧ではないようだ。
 殿様節 を少しやった。タイミングが合わないときがある。

 今日は、日本酒1合半の燗と 島らっきょう を食べた。あっという間にお酒が進んだ。美味しかった。島らっきょを食べ過ぎて、胸焼けした。あれは少量で良いな。食べ過ぎは良くない。





秋の旭岳 平成24年10月 撮影


平成25年12月3日(火)の話し。

今日は二日分出そう。

 ピーンと寒い日。

 午前は外来は空いていた。

 昼は家に戻り、三線を稽古。

 越城、石ぬ屏風、まんのーま をやった。何か手を間違う。暗譜が完璧ではない。「揺らぎ」があるのだ。これをキチッとしなくてはいけないだろう。気合いが必要であると思う。

 夜にマンガ「キャプテン」をYou Tubeで見た。面白い。

 お風呂に入って寝て、起きた。

 そのあと、再び今日は職場に行って練習。




 本調子 コンクール課題曲であるし、暗譜は当然。忘れない様に何度もすることが肝心。ちょっとやらないと忘れてしまうから注意だ。

 まんのーま  たらくじ  石ぬ屏風。 たらくじ は良い録音ができただろう。

 繁盛節 とうまた節も練習するが、繁盛節が上手く行かない。

  繁盛節だけやれば良いのかな、と思っていたら、八重山の人に、とうまた節は? 二つ続けてやらないと、「えっ?」って思われるよ、と言われたことを思い出している。やはり本場はレベルが違う。些細な事であるが、
このようなことがやはり本場から離れた北海道に居るとなかなか分からないものだ。

 北海道だとこの唄自体を誰も知らないので、ちょっと唄ってさっさと終わるのが良いやり方となる。とうまた節はまあ別の機会 に、という考え方となるが、本場は違うようだ。だから、私は、どちらも出来る様に練習している。
 とうまた節の方が今日は調子が良かった。小浜島で見た、八 重山高校の郷土芸能部の演舞を思い出してやっている。彼女らの踊りは、ユーモアもあり良かった。

 二揚げも頑張った。

 崎山節 録音した。落ち着いて唄えたのは良かった。2回続けて唄っても、ヘタレないようになってきた。要するに、「のがれ」とか難しいことを言わなくても、「慣れ」が肝要である。

 しょんかねー 手が慣れて来た。唄も慣れて来た。ほぼ暗譜した。「揺らぎ」に注意だ。

 まるま盆山 も練習。手のうちに入りつつある。暗譜も完璧だ。

 殿様節 ちょっと揺らぐ。暗譜はしているが、もうちょっと何とかならないか、という話である。

 家に帰って、日本酒の燗を一合。今日は島らっきょう はやめておいた。
 勿体ないからまた、別の日に、胸焼けをしない程度に少量食べようと思っている。貴重なものであることは確かだ。




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記 橋本英樹                


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