2013年12月5日木曜日

第24話 しっとりと唄いたい



西表島の夕陽(平成19年5月撮影)


平成25年12月4日(水)の話し。

 今日は、夜中に、ビールと島らっきょうを食べて、更に、泡盛のお湯割を飲んで、体力をつけてから車の中で三線を練習した。課題曲を中心に。

 だいぶ手は慣れて来た。いかにしっとりと唄うか。
 しっとりと唄おうと思うと喉声になってしまう傾向もある。

 一方、腹から声を出して唄おうとすると、元気な唄になってしまう。

 元気な崎山節、元気な仲筋ぬぬべーま。シャレにならない。

 ちゃんと腹から声を出して、しかも、しっとりとするにはどうしたら良いのか。

 しっとりと唄おうと思うだけであろう。思うだけでしっとりとなる、と信じている。

 しかし、しっとりと唄おうと思うと、手は間違えないか、節回しはどうだ、音階はどうだ、高い声が出るか、など、邪念が入りまくるのである。いや、常に入っている。

 これを唄い込んで弾き込んで、排除しなくてはいけない。

 そして純粋な気持ちで、「しっとりと唄おう」と思えたら、しっとりと唄えるようになるであろうと信じている。



崎山節 平成25年12月3日 収録













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記 橋本英樹                

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