私が,20代だった,1980年代.
日本はある意味でもっと豊かだったな.
当時,私はクラシックギターを習っていた.
やはり,このようなものをやっていると,良い楽器が欲しくなる.三線と一緒である.
ギターは良いもので,100万,200万円とする.
私は当時学生だったので,それでも何とか頑張って,30万のギターを買った.
一方,社会人の方は,100万から200万のギターを買っていた.
職種もいろいろだった.
ブリーカラーと言われる職種の方もいらっしゃったが,特に,金と時間に困っている様子等なく,思う存分余暇でギターを楽しんでいた.
今,思うに,彼らは当時ですから,もちろん,「正社員」でありました.
この前,昔の仲間にお会いしましたが,皆さん,その時の会社に努めていらっしゃる.そろそろ退職かな,というご年齢ですが.
今は,もう正社員どころか,派遣派遣で,給料は派遣会社にピンハネされているので,実際に手にする金額は安いし,時間だけは拘束されて,日本全国,とても趣味どころではなくなりつつある.
派遣労働者法改正案というのもひどい法案だね.
際限なく,派遣でいなさい,という法案でしょう.
仕事というのは,雇用主と雇用者の人間関係でしかないのですよ.
派遣会社を間に入れたって,何か上手く行く訳ないですよ.
派遣会社に金が行った分,日本国民が貧困になったというわけです.
その派遣会社の親玉が,竹中平蔵.
派遣労働者法改正案というのは,竹中平蔵のビジネスなんです.
そんなものに加担する安倍政権と自民 これは終わったな,と思うのです
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