平成26年6月9日(月)の話し。
コンクールまであと4日。明後日、出発である。
今日は曇り。風も強い。
今日、午前中、耳鼻科先輩のZ先生に電話してみた。
やはりステロイドが良い、とのこと。
処方
早速昼ご飯を食べたらステロイド5mgを内服した。
何かしら今日は外来が多いのか、喉の草臥れる日。
税理士も昼から来ていろいろ喋ったし。彼女も今度、漢字検定準1級を受けると言う。小生が、もう1級どころでない、と言うと、彼女も嬉しそうに敗北宣言を早々と出していた。
正直に行って、喉が嗄れて、漢字検定どころではない。とにかく八重山古典民謡コンクールを不本意なものにしたくない。
イメージトレーニングと言ってもなかなか大変だ。普通なら、1日2−3回課題曲を歌って練習しているところだ。しかしそれができない。とにかく手や節回しを忘れてしまわない様にしなくてはいけない。
今日、夜もステロイドを飲んだが、何故か、今回はステロイドに関して怖れがあるみたい。私の心に。先日のジムビコート(ステロイドの噴霧薬)にもそれを感じた。
ステロイドは非常に良く効く薬であるが、使い方を間違えると大変。両刃の剣の様な所がある。
故にこのような火急を要する場合には大変良いが、小生の場合はどうだろうか。
黙っていると、当日、あるいは、前日に、かなり復調する様な気がする。それで良いではないか。
何やら、今日の夕方の状況は、気管が冷え冷えとしたような感じというか、さわさわした感じ。故に息を吸い込むと、時として咳き込んでしまう。
今までとにかく回復基調で来たが、ここに至って逆戻りしたみたいで、気分が凹む。
恐れながら薬を飲んでも良くない。やはり自分の戦(いくさ)をしなくては。
立場上、医学的情報は人よりも集めることが出来るが、それを判断するのも自分。
自分の思った通りやってみなければ。それで結果が良くなくても納得はできる。納得できれば次に繋ぐことが出来るだろう。それが大事なことだと思う。人生においては、だ。
やはり精神力である。メンタルである。
と、思ったら不思議と力が湧いて来た。
三線 先生の音源を聴いて、三線だけ弾いたり、心の中で唄って三線を弾いたりした。それを課題曲4曲(越城節 たらくじ 仲筋ぬぬべーま 月ぬ真昼間)やった。これもイメージトレーニングの一種であろうさ。
鷲ぬ鳥 をB で唄ってみた。時として嗄れる(しわがれる)が、きちんと唄える。やはり、八重山民謡 鷲ぬ鳥 で始まり、鷲ぬ鳥 で終わるものなのか。そのように喝破していた人がいたが。
たらくじの強化したい部分もちょっと唄ってみた。
あと、月ぬ真昼間 の部分をBで唄ったがそれなりにできる。
最後にAで月ぬ真昼間を唄ってみたが、まあ、唄える。
怖れずに唄うことだな、と熟(つくづく)、思う。
八重山民謡とは何なのか。どのように唄いたいのか。
どのように唄うべきなのか。それは人それぞれで良いと思う。
私としては、昔あった古い話を、子や孫に語る古老の様に、静かに長嘯して唄いたいと思っている。そこに怖れはないだろう。
手を間違うかも、とか、声が嗄れてしまう、とか、歌詞飛ばないだろうな、とか。
そのような怖れを払拭して、これからも、もちろん本番でも唄いたい。
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