昨日のお話(6月25日)。
昨日、宴会があり、そこで、2曲披露した。
鳩間節 石ぬ屏風
同級生でエレキギターのすごい人がいて、私の唄を評価してくれた。上手くなったな、と言ってくださった。
彼が言うには、一番大事なのはリズムだと。リズムが揺れてはダメ。
逆に、良い演奏はリズムが揺れない。歳をとったお爺の演奏でも、大家のものはリズムが揺れていない。だから聞き応えがある、と。
前にも注意されたのであるが、今回も、お前の演奏で一回リズムが揺れていたぞ、と。
一カ所しか揺れていなかったらたいしたものではないか、と思った。
今回の聴衆、八重山民謡にはあまり馴染みにのない人たちではあったし、石ぬ屏風は八重山民謡の中でもけっこうマニアックな曲。聴くにはちょっときついかもしれないが、今回のコンクールでかなり練習したし(課題曲には選ばれなかったが)、何よりもこの前舟浮に行って来たから。
舟浮きに行く、定期船の船頭さんが、あの池田卓さんのお父様。
お父様の前でも実は演奏したんです。
舟浮の唄をやってくれ、といわれたのです。
まるま盆山 どうですか、というと、まるま盆山 は舟浮の唄ではないよ、と言われてしまった。
となると、殿様節 か、石ぬ屏風しかない。
殿様節も暗譜はしているし、好きなので練習しているが、ちょっとしたところで手を間違ってしまう。早弾きは難しいものです。きっと卓様のお父様の前では間違う危険性があるので、石ぬ屏風 で行った。
お父様はじっと聴かれていた。
最後に、ナイチャーにしては上手いな、というお言葉を賜りましたので、思い入れがあるのです。
それが、聴衆にも伝わったと思います。 はい
石ぬ屏風を演奏する著者とそれを聴いて下さった池田卓さんのお父様
西表島 舟浮にて
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