2014年6月18日水曜日

コンクール受験記 No.2 コンクールまで、あと2日 西垣先生の所でリハーサル。本調子2曲で壊滅し、暗雲が漂った


平成26年6月11日(水)の話し。その2



 あと2日。

 11:40の飛行に乗り、那覇に。沖縄行 というものに乗る。那覇行とは書かないのだな。飛行機会社も分かって来ているではないか。
 沖縄とは沖縄本島のこと。

 飛行機の中で、月ぬ真昼間の書きトレをする。第2節の節回しがよく分からなくなるから音源を聴いて確認した。二揚げの方は割と書きトレが簡単である。

 飛行機はよく揺れた。天気が悪いのかな。那覇は雨であると。梅雨か。今年はコンクールが早い。それで喉で困っているのだ。これが1週間遅ければまったく違うのであるが。

 飛行機の中で暇だから自分の三線人生のこれからについて語ろう。

 三線人生と言った時に、やはり技術とその運用が大事であろう。

 技術について言えば、これもキリが無いのであるが、ざっくり言うと、例えば八重山古典民謡コンクールであれば、優秀賞くらい取っていれば、技術としては申し分が無いと思う。というか、そのクラスになると、その三線の技術をどう運用するかを考えるべきであろう。

 運用と言うと、身近なところでは、ライブをしたり、人に教えたりするような事を指す。まあ、教えるには、教師免許が必要とされているが、代教という形で教えている人も多いと聞く。
 自分が今すぐ近近に人に教えたいとかライブをしたいとか言う事はないが、いろいろこの「運用」について考えて行っても損なことではないと思う。


 まあ、技術を磨くべく、最優秀賞に挑戦するということで、この2年稽古に励んできた。また、このコンクール、合格しようがしまいが、今後もレパートリーの拡大を目指し、研鑽を積んで行きたいと思っている。

 優秀賞を取って、1年は、先生のご方針で課題曲をあえてやらずに、いろいろな曲を勉強した。
 そして、この1年は課題曲に集中したが、これらを更に太くして行きたい。課題曲も1番だけではなく2番3番と唄える様にしたいし、今までいろいろやった早調子の曲も固めて行きたい。とばらーま も、やらなくては、と思っている。

 運用 は、本当に難しい。が、ライブなどとがんばらなくても、人前で唄う機会というものを作っていくべきであろうか。

 運用、が難しいな。上手い人でも、独り弾きを楽しんでいる人も多いし、三線はちょっとお休み、ということで、別のことに情熱を燃やしている人もいる。それはそれで結構なことだと思う。

 しかし、ここまでやったのだから、何か三線、八重山民謡に結びつくことで、何かやって行きたいものだ、と考えている。ひとつ考えているのは、上手く唄うための秘訣、練習メソッドを編み出したい、と思っている。まあ、すべてはこれからだ。



 このコンクール。不幸にも喉の調子が悪く、うまく力を出し切れないかもしれないが、それも勉強だと思っている。喉の悪い際にいかに取り組むか。自分なりにやってきた。医学的にも出来うる限りのことをした。考えられるイメージトレーニングもやった。

 イメトレは辛いものだ。無音の世界である。自分の声の無い世界である。その中で課題を発見してどんどんやって行ったかと言うとなかなか上手く行かない。

 でも、前から書きトレを自分なりにやっていたのは良かった。これも強力なイメージトレーニングとなった。

 やはり息を吸い込むとヒヤヒヤする。でも口から吸い込むと少ないかも。いや、鼻から吸い込んだ方が少ない。いや、こればかりは焦らずにやって行こう。自分の唄を楽しく不安無く唄おう。それだけだ。

 現在2時。喉の調子がだんだん悪くなり、何か声帯に薄い膜がはりついた様な感じがする。どうした訳かな。

 2時25分に那覇に到着。那覇はさすがにムワッとしている。27度。湿度が高い。



 ここから2時40分に石垣行の飛行機に乗る。東シナ海は晴れている。

 それにしても南シナ海における支那の横暴は許せないな。何かしら言いがかりばかり付けて自分の都合のいい方にばかりやっていく。 
 早く国交断絶しないかな。まあ、出来ないわな。財界の馬鹿共の支那の利権が勿体ないからな。いや、彼らは拡大しようとしているしな。

 まあ、敵は国内にあり、それは財閥の連中だと思うね。

 彼らが、税金を払わないくせに、自分の利益拡大みたいなことばかりやろうとしている。人件費を下げるために外人を入れろ、とか、移民法を改正しろとか言っている。馬鹿でないかと思うのだ。まあ、それが財政諮問会議とか、経済改革開放会議とか、そのような連中だ。

 開放、とか、グローバリズムとか言う言葉は、結局彼らが税金を払わずに自分たちだけ儲けるシステムを作ろうとする動きだった訳だ。

 その国で儲けようと思ったら、その国で工場を造るなりビジネスを起こすなりしてそこに現地の人を雇い、その国に税金を払う。外からモノを入れようとしたら関税がかかる。それで良いではないか。

 国境を取っ払おうとする動きが今まであったが、これはダメだね。クリミア半島を見ていて分からないのかな。

 先日、3年日本で真面目に働いたら、永住権を与え、家族を呼んでも良いと言う法案が閣議決定されたが、こんなの本当に国会を通過してやってしまったら、その政党、つまり自民は潰れるだろうな。

 まあ、良識を持った自民党の議員に頑張ってもらいたいものだ。まあ、自分らだって議員ずっとやりたいだろう。子供にも継がせたいだろう。そう思ったら、財界の守銭奴の馬鹿共の言いなりになっていないで、ちゃんと仕事しないと。

 政治家 何を言ったか、何をやろうとしたか、何をしたか、で判定される。民主党みたいに、外国人地方参政権みたいなこと言っているとそれだけで、首チョンパになる。もう彼らの復活も無いだろう。ミンスと聞くだけで、おれは虫酸が走る。

 自民だってこれからどうなるか。こんな気違いみたいな移民法をやってしまったら、それで終わりだね。復活は無い。政治とはそのようなものだ。

 石垣は29度だそうだ。相変わらず暑いな。喉の調子にプラスになれば良いのだが。

 久しぶりの沖縄だが、気分は晴れない。喉の調子次第だな。


 
 空港からバスで行こうかタクシーで行こうか迷ったが、結局、タクシーで行った。時間が惜しい。バスで行くと小一時間。タクシーだと25分。小一時間でもバスで到着するのは、離島ターミナル。そこからシャトルバスかタクシーか歩きである。

 4時半ころ到着。とにかく風呂に入った。

 ちょっと一服してから、西垣先生の所に行く。最優秀賞の人がけっこう来ており、やっていた。小生も喉が変だが、石垣島のもわっとした湿気の多い暖かい空気を吸い込むとヒヤヒヤした感じも無く良くなった様な気さえした。

 2−3人の演奏を聴いた。さすがにTさんは、この前の優秀賞で独唱しただけあって、上等な唄。手堅い感じがする。
 2年前に最優秀賞の受験者のリハを聴いたが、この時より、皆さんの腕が上がっていると思った。

 6時半より唄わせていただくと、始めは良いが越城の終わりくらいで、もうヨタヨタである。たらくじ をやってみたが、もう最後は咳き込んで唄にならなかった。どうにもならない状況である。先週の火曜日より酷いではないか。今日はA#で唄ってみたが、もはや音程が壊滅した。どうのこうの、という話ではない。

 ちょっとがっかり。半分予想していたからちょっとだけがっかり。

 これは明日が思いやられる 本番が思いやられる。

 このあと、自分の母校の札幌医大の先輩の宮良先生(宮良内科胃腸科 院長)と奥様に7時にお会いして、焼き肉に連れていって頂いた。けっこう美味しかった。おいしい焼き肉である。本場の石垣牛である。

 オリオンビールも飲んだ。泡盛は少し。喉が痛い等とあまり野暮ったいことを考えていてはいけない。








 お別れした後、また、お稽古場に顔を出した。忘れ物をしていたから。

 行くと、まだお稽古をしていた。三浦研究所の同門のK畑サンと言う人も唄っていた。けっこう上等だ。上等な人が幾人かいた。

 11時頃お暇。


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