平成27年05月20日(水)夜11時
コンクールまであと23日
八重山古典民謡コンクールをあと23日に控え,練習もいよいよ身が入る.
課題曲のひとつ まんのーま節 竹富島の唄なので,竹富島で撮影した動画を添えてみた.
自分の唄を聴くことは勉強になる.
自分の唄をこのようにYouTubeなんかに公開するのはいかがなものか,という葛藤は自分の中に今まであった.
そういうことは良くない,という人もいた.
推進派,反対派,それぞれの言い分があった.
それはそうだ.我々は今まで,自分の唄を公開することなど,できなかった.やるとしたら,自費でCDを作り出版する.しかし,こんなこと素人にはとてもできなかった.
だが,今,我々は,インターネット,YouTubeというツールを持った.これはつい最近だ.ほんの5−6年前からであろう.これに触れたとき,色々考えた.
本当に夢の様な話である.確かにすぐ動画を載せられるが,(さほど上手とは言えない)自分の唄を載せて良いものだろうか,と.
やってみると,10や20くらいすぐ載せられる.
でも載せて良いものだろうか.いろいろな考えがあった.載せてはいけない,強硬に言い張る人もいた.それぞれ理屈はあった.
しかし,どうだろう.YouTubeが一般化して5−6年.そろそろ結論は出て来ているのではないかな.
時代を俯瞰して,この世を俯瞰していかがであろう.
私の結論:載せてもまったく差し支えない.
むしろ,自分のアピール.そこまで考えなくても良いが,自分の唄を残しておくのにはこれは最高の手段である.
コンピューターに保存しておいても,それが永遠でないことは皆,とっくに気がついているだろう.コンピュータを何台も買い替えているうちにいつの間にかごっそりとデータがなくなっていることだってよくあるだろう.CD, DVDに焼いたって,20年くらいしか保たない.もっともCD, DVD自体をなくしてしまった,ということだって稀ではないだろう.
YouTubeに載せておくのが,もっとも良い保存方法だ.
我々が生きている時間は短いし,三線の弾いている時間等もっともっと短い.そのとき頑張っていたことを残しておく.非常に大事なことであると思うがね. (平成27年5月20日)
0 件のコメント:
コメントを投稿